ウールはしわになりにくい特性を持っていますが、一部のメリノウール衣類は軽いアイロンがけが必要となる場合もあります。しかし、ラベル表示でそのように記載されている場合に限ります。
洗濯や乾燥後のメリノウール衣類にアイロンがけが必要か否かは、しわの数や衣類の全体的な外観で決まります。
一般に、厚手のニット等の重いウール衣類には洗濯中にしわができにくいため、アイロンが不要なことが多いでしょう。 アイロンの必要性は主に個人の好み次第でもあります。
4つの簡単なステップでアイロンをかける
- アイロンをウールモード、中温または点が2つの温度に設定します。 高すぎる温度設定は変色や、最悪の場合、焦げ跡がつく原因になる可能性があります。
- 衣服を平置きして手で優しく形を整えます。
- アイロンを当てる前に、衣類の表面に軽く霧吹きをしましょう。または、アイロンのスチーム機能を使って湿気を加えます。 そうすることでしわが取れやすくなり、再び形を整えやすくなります。
- アイロン後は、衣類を平らで硬い平面におよそ5分間平置きし、その後ニットウェアは畳み、毛織物は吊るして保管しましょう。 そうすることでしわを防ぐことができます。
ウールのアイロンがけをする際に避けた方がいいこと
- 強い力で圧を加えないようにしましょう。セーターの表面のてかりの原因になります。
- アイロン跡の原因となるため、決してアイロンを衣類に当てたまま放置しないようにしましょう。
- セーターにしみが残る可能性がありますのでスプレー式ののりは使用せず、スプレー式の柔軟剤や仕上げ剤の使用も避けることをおすすめします。
- 衣服の縫い付けラベルに「アイロン不可」と表示されている場合はアイロンをかけないで下さい。
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